十二支の9番目の干支が「申」です。
干支の十二支はかつて中国で農業を行う際に暦として使われていた農業用語で、農作物の成長過程を12段階で表す意味を持ち、カレンダーとしての役割を果たしていました。
その十二支が江戸時代に日本に言い伝えられ、一般庶民でも分かりやすいよう十二支に動物が当てはめられ、そこから十二支が広がったと言われています。
申年の申は本来「しん」と読み、「のびる」や「もうす」という意味があります。
申は「雷」の原字であり「稲妻」を表した象形文字で、神の技という意味もあります。
干支の申は猿とは関係のないものでしたが、申には動物の猿が割り当てられることとなりました。
申には病や厄が「去る」と云われもあり縁起の良いものとして神社なので祭られるなどしています。
又、サルとイヌは仲が悪いから鳥が間に入ったという話も言い伝えられていたりと面白い逸話もあります。
そして、元々ははチベット仏教から来た話のようですが、各地で様々な謂れのある「申年に赤い下着を贈ると病が治る」や「申年に贈られた下着を身に着けると元気になる」などの言い伝えが日本各地に伝わっているのだそう。
申年のプレゼントは赤い下着?理由も合わせて伝えたい面白い風習ですね。
深い意味があり、干支にお猿さんが選ばれたのですね~
申年といえば、「赤いパンツ」しか思い付かなかった私は恥ずかし~(笑)
おや?こんなとこにもお猿さんがいましたね~